旧津久井町

終結、津久井冬の怪


2月ll4日(水):旧津久井町内の県道64号(伊勢原津久井)にて、へキサの補助標識失踪を確認。
2月18日(水):同じく県道510号(長竹川尻)にて、ヘキサの補助標識失踪を確認。


そして本日25日(水)、案外にあっさりと、その時は訪れたのだった。。


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おかえり補助標識!もとい初めまして!


510号のヘキサに、「津久井町」を「相模原市緑区」に刷新した新補助標識が付いていた。
旧標識と同様の二段式で、上が「相模原市」、下が「緑区長竹(大字)」。思った通りだった。
でも、ひとつだけ予想外だったのは、サイズ。旧標識と全く同じとは思わなんだ。。


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本来はヘキサどこではない急カーブを挟み、神社前の反対向きのヘキサ。
当然こちらにも新標識の姿があるが、どうもしっくり来ない。いや、厳密にはしっくり来過ぎてる事がしっくり来ないのだが。具体的には、表側のような初々しさが裏側には全く無く、設置後20年は経過しているであろう本体と見事にマッチしているのだ。その上サイズも変わらなかったと来れば・・・


もしや新標識、旧標識をリニューアルしたお古?


わざわざ一旦外して持ち帰ってるところは引っ掛かるが、そんな気がする。


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510号起点・串川橋を挟み、国道412号県道513号(鳥屋川尻)が合流する長竹三差路
その傍らのおにぎりにも、補助標識が帰って来ていた。失踪前となんら変わらぬ後ろ姿で。。


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長竹地区の西口・三差路を左折し、412号/513号から513号単独区間へ。
路線3度目(路線的には最初)の単独区間で、痛恨のヘキサゼロ区間でもある。


そんな冷めた区間を完走し、起点・鳥屋分岐からそのまま64号へ。すぐにヘキサが登場するが、、


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510号等同様、新しい補助標識も一緒だった。
失踪確認が月初めだった64号に関しては、相棒不在の状態が最大で1ヶ月弱、続いた事になる。
その流れで未だに放置、もとい無視なんて展開を期待してたんだが、抜かりは無かった。。


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ダムサイト区間に移り、虹の大橋手前のヘキサもこの通り。
でも傾きはホントに無視されてる辺りは、融通の利かないお役所仕事と言うか・・・(笑)
よもや、旧津久井町時代を名残惜しんでそのままにしたなんて事は・・・無いよね。。


とにかくこの一週間で、旧津久井町の県道風景はささやかに、しかし大きく変わった。
他路線や同じ旧津久井郡の他エリア(旧城山、旧相模湖、旧藤野)も、恐らく同様だろう(超気になる


緑区誕生から5年目の早春、県道の象徴・ヘキサに、晴れてその名が刻まれた。


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さて、橋の対岸は清川村。道路の管理者は、橋の此岸側で相模原市から神奈川県に移る。
それを示す標柱はあるのに、カントリーサインは未だに無い。次はコレの番だね。。


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そんな無言の境界・虹の大橋と双璧を成すやまびこ大橋。その温度計の表示は今日、9℃だった。


やったね!(何が


そうそう「温度計」と言えば、、


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来月29日、相模原ICと共に開通する新510号(津久井広域道路)に、温度計が設置された。
先週は無かったので、この一週間で新たに加わった「新入り」だ。


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因みに先週は、街灯の支柱が「新入り」だった。
今日は照明部分が乗って完成してるんじゃ、、と思ったが、相変わらずタダの棒だった。


こんな具合に、日々刻々と変化する新510号。そろそろコッチの話もせんとね。。



-終り-
※前回までの関連二記事のタイトルを、「冬の変」から「冬の怪」に変更しました



津久井冬の怪


先日、旧津久井町内の県道64号(伊勢原津久井)でヘキサの補助標識(地名標識)が失踪し、
その原因が相模原市による更新作業ではないかと言う記事を書いた(参照)。


その件に関して昨日18日(水)、同じ旧津久井町内で新たな動きがあった。


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国道412号と橋本方面を結ぶ県道510号(長竹川尻)でも、新たに補助標識が失踪。


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直後の、春日神社の鳥居を望む反対車線向きのヘキサも然り。


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串川橋で412号に移り、長竹三差路脇の上り向きのおにぎりも単品に。
これだけ状況証拠が揃えばもう間違いない。この大量失踪は、やはり更新作業によるものだ。


実はこの日の朝(未明)、中央区の国道129号(上溝バイパス)で更新済みのおにぎりを確認。
それもあっての確信だった。


津久井が、そして津久井郡が、国県道から完全に消えてゆく―――。
更新の進捗度は各区(中央・南・緑)や同一区内でも地域ごとにバラつきがあるようだが(但し緑区以外では旧地名の消滅は起きない)、早晩の全滅は避けられそうもない。もとい避けるとか避けられないとか言う性質の話ではないが、個人的にはそれくらいは大目に見て欲しかったなって。。


イメージ 11
2015/2/12 撮影
見ろよ、厚木なんて未だにコレだぜ?


そんな訳で、旧町名の補助標識とセットのおにぎり・ヘキサを撮っときたいと言う奇特な方、もし居たらとにかくお急ぎ下さい。かく言う私も全部撮ってる訳ではないが、9割方は撮影済みなので、もういいかなと。それにしても、何故今なんだろ?やっぱりアレか、ヤツの開通が絡んでるのか。。


因みに、補助標識跡地には養生テープが貼ってある。
そこには何か書かれているが、写真は愚か、運転中では肉眼でも判読不能だ。


最後に、今日紹介した3枚の在りし日の写真とそれに因んだ写真をご紹介する。


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1枚目。2012年9月5日撮影。


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当時はまだ、圏央道は工事中も工事中だった。写真は城山橋の橋台。奥は城山トンネル。


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2枚目。同日撮影。


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すぐ手前に、春日神社へと続く石段がある。登った事は、無い。。


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3枚目。2009年12月27日撮影。左は県道513号(鳥屋川尻)。現在は新510号でもある(途中まで)。


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当時はまだ拡幅工事が未了だった。昔は今の半分しか無かったんだよな、この区間(串川橋-関)。


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往時は412号唯一(最後?)の30㎞/h区間でもあった。


これらの写真のように、旧津久井郡のおにぎり・ヘキサもまた、懐かしい昔話になろうとしている。





-終り-                                   21日 7時10分  公開

64号冬の怪


立春だった去る水曜日の旧津久井町内(現相模原市緑区)での話。


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寒々しい県道513号(鳥屋川尻)を抜け、鳥屋から県道64号(伊勢原津久井)へ。


すぐにヘキサが出迎えてくれるのだが、、


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あれ?地名を入れた補助標識が無くなってる。さては除雪の際にぶつけたな?


この時はそんな単純に考えたのだが、鳥屋の集落を抜け、宮ヶ瀬湖畔区間に移ると、、


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あれぇ!?虹の大橋手前のも無い!


2枚連続の消失。さすがにどちらも除雪の巻き添えと言うのは考えられない。
多分コレ、故意だ。具体的には、相模原市による更新作業ではないかと。


津久井町は2006年3月20日、北隣の相模湖町と共に相模原市に合併し消滅。
2010年4月1日、相模原市は政令指定都市に移行し、旧津久井町郡は橋本地区を核とする緑区となった。同時に、市内を通る県道及び補助国道の管理が県から市に移管された。

ただ、ヘキサの補助標識は他の旧3町(相模湖・藤野・城山)共々、旧町名のままだった。
それを現在の「緑区○○」に改める事業が、遂に始まったのでは、、と思った。

或いは単に事故かも知れないし、外すだけで更新はしないと言うやっつけ仕事かもしれない。
真相は不明だが、毎週通る道なので何か動きがあれば追って報告します。


イメージ 4

りし日(昨春)の虹の大橋手前のヘキサ。
本当に更新作業だったとしても、個人的には、旧町名のままで良いんだけどね。
カントリーサインすらない「緑区」なんて言われてもねぇ。。


あと、どうせならヘキサが存在しない市内11路線(504~506、515・516・518~523)
へのヘキサ新設も是非お願いします!(516号はさすがに要らんと思うが


イメージ 5

こんなブッサイクなのは御免ですが(笑)


言いたい事は何となく分かんだけど、管理者が県だろうが市だろうが、県道は県道だかんね。。
補助標識も、1段目が市名+区名、2段目が大字、、のがバランス良いような気がするんだが。。
今回紹介した64号のヘキサの補助標識も、この仕様になるかも知れない。


イメージ 6

こんな具合に。嗚呼やっつけ仕事。。




余談(蛇足)


64号のハイライト・虹の大橋は相模原市(旧津久井町)と清川村の境界に架るが、、



実は橋の村側(南側)の64号は、村側の袂から約600mに渡り市村境上を通っている。


イメージ 7

この区間については、橋共々神奈川県(厚木土木事務所)が管理しているそうな。
2010年4月1日の政令市移行・県道等移管に先立つ同3月20日の告示に記載されていた。
市の管理区間は、元々相模原土木事務所(同3月31日廃止)の管轄だったものだ。

当然と言えばそうだが、管轄境界が道路上を並走する区間の管理は、管轄境界に跨る道路構造物(橋・トンネル)同様、どちらか一方の管理者に託されるようだ。市町村道も同様なのだろうか?


少なくとも、、


イメージ 8

遠藤原の1.5車線路は違うみたい。。



コレ、もし線上に穴開いたら、どっちが直すんだろうね?(笑)



-終り-

厚木津久井線・長竹旧道での「完全燃焼」

平塚と旧藤野を結ぶ国道412号県南北交通の要だが、その歴史は比較的浅く、誕生は1982年。
それ以前は、「厚木津久井線」と言う県道だった。ただ、道路の改良自体は国道昇格前から進んで
おり、75年開通の半原バイパスをはじめ、大部分は昇格前に現在の姿になっていた。
 
つまり、厚木市道妻田中荻野線・妻田西1丁目2丁目線区間を除く現在の旧道の殆どは、
大昔、恐らく40年以上前に「引退」していた「古老」という事になる。
 
旧津久井町長竹の串川橋三差路の少し手前にある旧道も、そんな古の道のひとつである。
そしてそこには、それを如実に物語る逸品が、未だに残っていた。それは奇跡か、はたまた必然か。。
 
 
イメージ 1
 
もうとっくに完全燃焼だぜ。。
 
厚木方面から入ってすぐの場所に、真っ黒に焦げた警戒標識が。。
先日現道を走行中にその姿を確認。今日、通りがかったついでに立ち寄った。
 
 
イメージ 2
 
こーりん降臨。。
 
それ自体が相当に古い事を示す丸くない支柱の表面には、「神奈川県」の文字が辛うじて残っていた。
 
 
イメージ 3
 
裏側から。支柱はCチャンネル(Cチャン)のような形。標識本体は、これと直接ボルトで固定されている。
間接固定が当たり前の現在では考えられないような単純かつ乱暴な固定方法だ。
なお、「津土」の二文字を期待していたが、こちらも容赦なく真っ黒焦げで叶わなかった。残念。。
 
 
イメージ 4
 
視線を感じて振り向けば、不審そうにこちらを見ているワンちゃん。
ふ、犬のキミには分からないだろう。この景色の素晴らしさが。
 
 
え、一般の人も分からないって?
 
 
イメージ 5
 
標識前より厚木方面。左下から正面に向け現道が通過している。
新旧分岐地点は見えないくらい窪んでいるが、現道建設の際に路盤が掘り下げられたのだろう。
旧厚木津久井線でのこのタイプの標識の発見は、これで4例目。恐るべき残存率だ。
やっぱり、狭かったりカーブが多かったりで、そもそも標識が多かったからだろうか?
 
 

詳しい地図で見る                               位置:相模原市緑区長竹
 
 
-終り-
 
 
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